アレルギー持ちでよかった、とは言わないけれど。
ここの食物アレルギーが判明して、私たち夫婦の生活もちょっぴり変わりました。
今までほとんど気にしていなかったことに、少しだけ敏感になったというか、
身の回りのものを選ぶ際に、新たな判断基準が伴うようになった、というか。
食べ物に気を配るようになった
市販の加工食品で卵と乳製品が入っていない物はあまりないので
安易にコンビニ弁当やおそうざいに頼ることができなくなりました。
野菜や果物を買うときも、なるべく国産、なるべく農薬の少ないもの、
と意識するようになりなした。
(と言っても有機野菜は高くて、なかなか手がでないんです…)
洗剤に気を配るようになった
布オムツを始めると同時に、これまでのコンパクト合成洗剤をやめて
粉石けんを使うようになりました。
石けんの量が適切か、とか完全に溶けてるかどうか、など、
合成洗剤より気を使うところはあります。
ただ、合成洗剤の時もしばしば溶け残りがあったので(-_-;)、
これまで気を使うべきだったところにやっと目がいくようになった、ということかな。。
あとは、ここのお風呂のために無添加の石けんについて調べたりして。
あ、ついでにシャンプーもやめちゃいました。
石けんで髪を洗ってみたら、案外シャンプーよりすっきり洗えたので
高いシャンプー買うのがアホらしくなっちゃって。
衣類の素材に気を配るようになった
普通の綿花って、葉を落とす為に凄い量の農薬を使ってるそうです。
(聞きかじりのにわか知識…)
で、ここ用のタオル類はなるべくオーガニックのものにしています。
自分用のもそうしたいけど(ダンナのはいいのか?)、
これまで使ってたタオルに愛着あるしな。
アレルギーの人の苦労が身をもって感じられるようになった
これまで「私アレルギーがあるから…」という人がいても
「へー、大変なんだろな」ってどこか人ごとな感じでした。
うちなんて全然ましな方なんでしょうが、今ではもう「人ごと」ではなくなりました。
仕事に復帰したら、建材(私の仕事は建築設計屋)にも気を使わなくちゃいかんなー
と思っている次第です。
ここには悪いんだけど、食物アレルギーは生活を見直す良いきっかけになった、
ということは確実に言えそうです。