江戸東京たてもの園


15日に行ってきた小金井の江戸東京たてもの園

園内に再現された明治時代の町並みとお風呂屋さんは、

千と千尋の神隠し」の湯屋のある町のモデルになったと言われています。


ちび×3人を連れてるため、全部見るのはもちろんムリ。

見たいところを優先して、まずは旧前川國男邸へ。

前川國男というと、有名なのは東京文化会館京都会館でしょうか。

ちょうどこの日はこの家の居間でコンサートがあるということで、

見学できたのは外観と、玄関から書斎までのほんの一部のみでしたが


061015 Maekawa1←その書斎の窓がいい!


居間ではコンサートのリハーサルが行われていて、外から覗き見しました。

うーん、居間も居心地よさそう…建具のプロポーションがいいなあ。

大谷石(たぶん)を使ったアプローチも、簡素だけどよかった。

第二次大戦中に建てられたため、豪華な部分はひとつもないけど

今建てられたとしても全く違和感のない、いい建築です。

久しぶりに建物見て興奮しちゃいました。


次は堀口捨巳設計の小出邸。


061015 Koide1←応接室が濃い!壁がにぶく光っています。でも下品じゃない。


061015 Koide2←玄関から外部ポーチを見たところ。


急勾配な三角屋根が印象的な住宅。中は和洋折衷な作りになっています。

割と最近まで、実際に人が住んでいたそうです。

なのにすごくきれい。大切に住んでおられたんだなあ。


他は、田園調布の家と三井家のお屋敷を中に入って見学しました。

田園調布の家は、のびやかさがないなーと思いました。

敷地広かっただろうに、狭小住宅のようにえらいコンパクトです。

三井のお屋敷は…立派すぎておなかいっぱい…

台所なんか、むしろ「厨房」というサイズでした。


今回じっくり見れたのはこの4軒だけなので、また行かなくちゃ。

それに前川邸も、今度こそ全部見たいぞ!

また泊めてくださいな〜>お義兄さん