考具―考えるための道具、持っていますか?

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考具―考えるための道具、持っていますか?(加藤 昌治)


面白い :☆☆☆
感動した:☆☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆


タイトルと装丁が好き。


とても親切な本です。
「いかに情報をインプットし」
「いかにアイデアを広げ」
「どうやってアイデアを企画にするか」
について、
博報堂に勤める筆者が実際に使っている数々の方法を
大変具体的に、一つ一つ解説しています。


立ち読みする人へ、どのページを立ち読んだらいいかという
ガイドまでついてます。うーん親切。


私が特に頭に残ったのが、
イデアを広げる方法のうちの、次の2つ。

1、オズボーンのチェックリスト
 今あるアイデアを 転用、応用、変更、拡大、縮小、
 代用、置換、逆転、結合 したら、それぞれどうなるか
 考えてみる。

2、ブレーンストーミング
 ・他人の発言を批判しない
 ・自由奔放な発言を歓迎
 ・質より量
 ・他人のアイデアに便乗する
 というルールで、グループでアイデアを展開する。


冒頭の、
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
という、アイデアの定義に☆10個。