崖の上のポニョ、やっと見ました

51thlhg08hl_sl500_aa240_


劇場公開時は、ここを連れて行くのは
ちょっと難しいかなーと思って
結局見ないままだった「ポニョ」、
DVDが届いて、やっと見れました。


何となくオペラっぽいなあ、
というのが第一印象でした。
(オペラのことは、あんまりよく知らないです)


せりふの合間に音楽が入る感じとか、
異世界から来たヒロインとか、血をなめて不思議な力を得るとか、
ヒーローのキスがないと泡になってしまうとか、
むかし話や神話のようなストーリー。
ポニョの本名がブリュンヒルデってのも、オペラの中の人っぽい。


見終わってからネットで調べてみたら、
ブリュンヒルデ」というのはワーグナーの楽劇に登場する、神様の長女の名前らしいです。
ポニョも海の神様の娘だし、
妹たちに助けられたり、英雄の口づけで目覚めたり、お話も共通点があるみたい。
実際、宮崎監督は製作中にワーグナーを聞いていたそうです。


一緒に見ていたここの反応がおもしろかったです。
ポニョが瓶に入っちゃうところでは「わぁ!」って声を上げ、
ポニョが走り回ると、ここも全然じっとしてないし。
見終わった後は、ポニョごっこ
「おかあさんは宗介ね、この子(お人形)はポニョの妹」と役を割り振って
せりふを言わされたり、魚みたいに口をパクパクさせられたりしました。


ちょっと不思議な物語を見聞きすると
「裏に隠された意味があるんじゃないか」とか考えてしまう自分ってイヤだわ。
子供はそんなこと関係なく、こんなに楽しんでるのに。