国宝 土偶展

今日は東京国立博物館で2010年2/21まで開催中の

「国宝 土偶展」を、家族3人で見てきました。

Omote

平成館で行われる特別展とは違い、本館1階の1室での展覧会です。

それほど展示点数が多いわけではありません。

けれどどれもおもしろい!

精緻な文様、とても考えつかないような形、

バリエーションが様々なのも不思議です。

腰回りや太ももは豊かなものが多いのに、

乳房はとても小さいのはどうしてなんでしょうね。


縄文のビーナス」と呼ばれている、チラシの一番上の国宝土偶

下腹部から脚にかけての曲線は、まさに妊娠中の女性だな…と思います。

(出産後もそれくらい肉付きがいいぞ!と言われそう、私。。)

細く、釣り上がった目や、なぜか平べったい頭もおもしろいです。


同時代の土器も合わせて紹介されています。

これがまたいいです。

土偶のような人物像が図案化されているものがいくつかありましたが、

「深鉢型土器」のように、

人物の柄が高度に抽象化されているものもあって、びっくりしました。


さてさて、ここの今日のお目当てはこれだ!

土偶と埴輪のガチャガチャ」

Haniwa

…3回やって、出たのは埴輪ばっかり!!しかも武人埴輪かぶってるし。

せっかく「土偶展」見たので、ひとつくらい土偶欲しかったなあ。


今日はどうやら埴輪に縁がありそうなので、

平成館1階で実物の埴輪もチェックしました。

土偶展に出展されてるものと、よく似た土器もありました。

これから土偶展行かれる方は、こっちもお忘れなく!


ここは「踊る埴輪」がすっかり気に入ったみたいで、片手を頭の上に、もう片手を腰に当て、

「はにわー!」とポーズを決めて、

お父さんに写真をいっぱい撮ってもらってました。

さらに、本館地下のミュージアムショップで「はにわぬりえ」を買わされました。


今日、ここの成長を感じたのは、

ちょっと離れた場所にいるお父さん・お母さんを展示室内で呼ぶときに、

決して大きな声を出さなかったこと。

これなら、今後も展覧会連れて行けそうです。


Ura

1月には干支の「寅」をテーマに、虎を題材にした作品を集めて展示するとか。

これもまたおもしろそう。

東博、もうパスポート買っちゃおうかな。

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