赤ちゃん連れでも上野の博物館!


昨日は実に暑かったです…そんな中、

東京国立博物館で開催中の「若冲と江戸絵画展」に子連れで挑戦!してきました。

プライスコレクションがまとまって日本で見られるなんて、見逃すわけにはいかないゾ!

ホントはダンナも一緒に行きたかったけど、土日は混むだろうから諦めました。

見たかったら一人で行っておいで→ダンナへ


上野に着いてすぐに、駅で柿の葉寿司(←お箸使わず片手で食べられるのがgood!)を購入し、

平成館1階の飲食OKのコーナーでここをあやしながら腹ごしらえしました。

もう一組、赤ちゃん連れがいたのでちょっと安心。


それから係員の方に授乳室を貸してほしい旨を伝えると、2階の救護室に案内されました。

救急箱や担架や車いすが置いてあって寒々しい雰囲気でしたが、普通の授乳室よりもはるかに広くてよかったです。

ここがおなかいっぱいでゴキゲンになったのを見計らって展示室へゴー!

展示を半分見終わった頃にはぐっすり寝てくれました。やった。作戦勝ち♪


モザイクのような升目描きで有名な「鳥獣花木図屏風」も今回じっくり楽しめました。

初めて見た時と、森美術館に来てた時は「面白いなあ」とは思ったけど、

その頃は他の若冲作品に比べると、動物たちに動きを感じない気がして、

この絵は正直あんまり好きになれなかったんです。

今回は絵の不思議ワールドになぜか素直にすーっと入っていけました。

子供が生まれると、絵の見方も変わるのかな?


index_img008「鳥獣花木図屏風」(部分)


しかし、今回一番素晴らしかったのが、

変化する光を作品に当てることによって、絵の色々な表情を引き出す展示です!!

例えば「紅白梅図屏風」だと、光の色が昼間の白い光から夕方の赤い斜めからの光に変わるのにしたがって、白い梅が浮かび上がったり、紅い梅が強くなったりするんです。紅白梅図屏風の展示例

銀箔貼りの屏風の放つ、鈍く冷たい輝き等々、あっちを見ては鳥肌がたち、こっちを見てはまた鳥肌。

この後、京都と福岡と愛知を巡回するようなので、ゼヒゼヒ見に行ってくださいませ。


7キロの子を一日抱っこしっぱなしで、家に着いたらさすがにひどい肩こりでした。

なので今日は休養〜♪