ツレがうつになりまして。

Ture

ツレがうつになりまして。(細川貂々)

その後のツレがうつになりまして。 (細川貂々)


面白い :☆☆☆☆
感動した:☆☆☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆


我が家の「ツレ」が突然買ってきました。
Mac peopleで貂々さんの連載が始まったので、興味を持ったらしい)

作者・貂々さんのダンナさん(=ツレさん)は仕事のできるスーパーサラリーマン。
しかし仕事のストレスがきっかけでうつ病となり、
それからの夫婦の日々が綴られています。
発病前のツレさんの几帳面さが印象的。
(曜日毎のネクタイや食べるチーズの種類が決まってるとか!)

深刻な内容ですが、ほのぼのした絵と貂々さんの結構冷静なツッコミがおもしろく、
2冊あっという間に読み終えました。

「ガン」は誰でもなるかもしれない病気であるのと同じように、
「うつ」も誰でもなるかもしれない病気なんだそうです。
周りの人がいつうつ病になるかもしれない、というわけで、読んでよかったと思います。

それにしても、ツレさんは良い相方(=貂々さん)がいてホントに良かった。
カメフトン(ふとんを頭からかぶって出てこない状態)のツレさんが、
大変申し訳ないけどかわいい。
治療の過程でツレさんが亀を何匹も飼い始めたのと、関係あるのかな?