続・シンプル族のつぶやき

最近このブログのアクセス数が急に増えてるなあと思ったら、
「シンプル族」関連の単語検索で訪問してくださっている方が多いようです。
(ちなみに、この前書いた「シンプル族の反乱(三浦展)」読書メモはこちら。)


思い起こせば、
「Olive」のスタイリストの中だったら大橋利枝子さんが一番好き、とか
雑誌のアンティーク店特集を後生大事に持ってる、とか
中学生の頃からその気はあって、
でも「モノは少なく」「野菜作るのっておもしろい」となったのは結構最近です。
それは多分、親元を離れ、家庭を持つことで、
自分の自由になる部分が増えたことが大きい。


バブル経済の恩恵を受けなかった世代は
経済発展がずっと上り坂のわけがないと肌で感じているし、
欧米文化への盲目的な憧れもない。
「なんでも持ってる」人より、「選び抜いたモノと暮らす」人のほうが素敵。
シンプル族の増加は、アフターバブル世代が社会人になり、一人暮らしをし、結婚して
社会の中核をなすようになりつつある今、
自然な流れのように思います。


じゃあお前は完全スローライフ派なのか、エコな人なのかというと、
すいません、実はそんなことはありません。
はたきやほうきも使うけど、お掃除ロボットも使う。
素敵なお洋服を見るとテンションがあがる。(そしてしばしば買う)
お金も、自分の理想とする生活をおくるためにはそれなりに欲しいと思う。


100%シンプル族と言い切れないところが私の弱味でもあり、
まあそこが自分らしさでもあるようにも感じるので、
このまま、シンプル7割+煩悩いっぱいの私3割、くらいでいいんじゃないかと思います。