目黒雅叙園「華道家 假屋崎省吾の世界」

今日は文化の日
だからというわけでもないのですが、目黒雅叙園の百段階段で11/15まで開催中の
「華道家 假屋崎省吾の世界」展を、一家で見に行きました。

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チラシからして、なかなかのインパクトでしょ?


雅叙園の百段階段は、土地の傾斜に沿って建てられた、様々な趣向を凝らした部屋が、
屋内階段で結ばれています。
この「様々な趣向」がすごい。わび・さびの対極のような豪華さです。
千と千尋の神隠し」の油屋の内装はここを参考にしている、
ということでおおよそ想像していただけるでしょうか。


お茶の先生から「すごいわよ〜」と聞いていたので、前から一度訪れてみたいと思っていました。
お花も一緒に見られるならいい機会だし、
色々な部屋をめぐるなんて、探検みたいでここも飽きないだろうと思って連れて行きました。


着いてみると相当な混雑で、豪華な内装をゆっくり見るというわけにはいきませんでしたが、
假屋崎さんのお花、部屋に全然負けてないです。
部屋によっては婚礼衣装と思われる振袖まで飾られてさらにゴージャス!
一番上の「頂上の間」には、花嫁さんが持つようなブーケがたくさんあり、
ここは「およめさんになったら、あれと、あれと、あれと、あれを持つのー」
…何回結婚するつもりだ。
私は大輪の菊を使った作品が好きです。
菊って和風にしか生けられないと思っていたけど、ちょっとイメージ変わりました。


そして、百段階段の出入り口付近では、
なんと假屋崎さんご本人が
小さなテーブルの後ろに座って、にこにことサインをされていました!
グッズを購入すると、サインがもらえるとのこと。
別に花瓶とか買わなくても、1050円のハガキセット程度でもOKみたい。
思っていたよりずっと小柄で、やわらかな雰囲気の方でした。
あんな大胆に花を生ける一方で、周囲の人に対して細かな気配りのできそうな人だなあ、と
横目で観察させていただきました。


<おまけ>
チラシには「一名様1000円」と書かれています。
ここは無料で入れましたが、何歳から有料なのかは書かれていません。
子連れ客が来ることはあまり想定してないのかな?
でも今日はうち以外にも、結構子連れの家族がいましたよ。


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