Twitte革命

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Twitter革命 (神田敏晶)


面白い :☆☆☆☆
感動した:☆
役に立つ:☆☆☆☆
薦めたい:☆☆☆☆


秋頃からTwitterに関する本が相次いで出版されています。
この本もそのひとつで、おそらく最新のものです。
今あるツイッターがらみの各種サービス、
ツイッター上で起きたごく最近の出来事(2009年衆院選ツイッター議員、
鳩山首相ツイッターを紹介する様子がツイッター上でリアルタイムに流れたこと、などなど)
がたっぷり詰まっていて、生々しい臨場感があります。


半年経てば鮮度が落ちて役に立たなくなるかもしれない情報を、(おそらくあえて)盛りこむことで
2009年秋時点でのTwitterの、日本での受容状況を伝える資料として
とてもおもしろい本になっていると思います。


ツイッターそのものは「140字以内で好きなことを書ける」「人のツイートを購読できる」だけの
すごくシンプルなサービスですが、
使い方が各人にまかされている上に、その使い方がいま現在も日々発展中で
その進化に立ち会っているという高揚感があります。
個人がブログ以上に簡単に情報発信できることで、
マスメディアの在り方に影響を与えるかもしれないという期待感もあり、
今後利用者のすそ野が広がった時になにか変わってしまうのか、という不安もあります。


というわけで、やっぱり一度体験してみてほしい。
「フォロワーを獲得する」「見知らぬ他人とコミュニケーションが成立する」
この2点をクリアできれば、面白く使えるようになると思います。
しかしこの2点がツイッターになじむ上での障壁になっている気がするので、
まずはこの本のような「Twitter本」を一冊読んで、雰囲気をつかんでみてください。


ちなみに私がTwitterを始めた頃に書いたエントリーはこちら


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