ジョン・ルーリー展、それから
ワタリウム美術館で5/16まで開催中の「ジョン・ルーリー ドローイング展」を見てきました。
ツイッターで相互フォローしている、
アート好きママ&アート雑誌の編集さんとご一緒です。
(ありがとうございました。ほんと楽しかった!)
この人については予備知識完全にゼロだったんですが、
サックス奏者で俳優という、華やかな経歴の持ち主。
(会場に、彼がサックスを演奏する映像がありました。なかなかダンディです)
1990年代後半に難病を患い、音楽・俳優業は休止、
それからはドローイングを発表し続けているとか。
いわゆる「巧みな絵」というのではないけれど、
大人が、こうも素直に描けるものなんだろうか。
時々、はっとするほど色が綺麗。
そして添えられた言葉が、
外傷にはならないけど後から内蔵に効いてくるパンチのような、そんな感じ。
時々pixivという、イラスト交流サイトを覗くのですが、
絵の描ける人ってたくさんいるんだなあと感心してしまう。
(アニメパロディや腐女子向けが相当多いのでそっち方面ダメな方はご注意!)
こんなに沢山の人が絵を描いて、人に見てもらいたがっているという事実に圧倒されます。
そして、絵がうまい、絵が見る人の心を打つ、って何なんだろうという気持ちに囚われます。
時々ムスメに、それこそpixivに落ちてるような「かわいい女の子の絵」を描かされます。
図工の時間はどちらかというと得意だったから、4歳児が喜んでくれるくらいの絵はまあ描けるけど、
いい感じに描けたな〜と満足できることはホントに、ない。
自分で何か描いてみたい表現してみたいと、たまに思うこともあるけれど、
いまの私には、ジョン・ルーリーのように自由に描くことは全然できない。
彼はなぜそんな風に描けるのだろうか。
手がかからなくなっちゃって。
先週は、京都で一泊した後、ここを連れて神戸の実家に久しぶりに帰省しました。
ここと2人で新幹線に乗るときは、
大抵お昼ごはんを新幹線の中で食べるような時間帯にします。
…とりあえず、何か食べてるときは大人しくしてますからね。。
けれど今回、ごはんを食べ、デザートも食べたその後も、
お絵かきしたり、折り紙したり、騒がず動き回らず一人で遊んでるじゃないですか!
私がウツラウツラしてても、「お母さん起きて!」など言わずに放っておいてくれます。
京都に着いてからも、地下鉄とバスを乗り継いで、
「大徳寺の庭園」などという、全然子供向けじゃないところに連れていきましたが、
途中少しおんぶしただけで、しっかり歩いてついてきてくれました。
実家に着いてからは、私が子供の頃使ってたシルバニアファミリーで黙々と遊んでました。
トイレにもひとりで行くし、ごはんもちゃんと食べるし、夜もまあまあすんなり寝てくれる。
あれ、子育てってこんなに楽だったっけ?
普段と違っておじいちゃん・おばあちゃんの目があるから、という要因もあるでしょうが、
やっぱり4歳になるとしっかりしてくるんだなぁ〜と実感しました。
帰りの新幹線でも、お昼を食べた後はしばらくお絵かきして、
その後は東京駅まですんなりお昼寝。
うーん、楽チン楽チン。
昔はどうしても泣き止まなくて、新幹線のデッキでずっと抱っこしてたこともあったのに。
あっという間ですねえ…ちょっと寂しい気もします。
「没後400年 長谷川等伯」展
東京国立博物館で3/22まで開催中の
「没後400年 長谷川等伯」展を見てきました。
長谷川等伯というと、「へうげもの」でユニークすぎる襖絵を描いて
古田織部を仰天させていたイメージが、私の中では一番強烈です。
法華教に深く帰依していたこと、狩野永徳に仕事を取られたこと、
長谷川一門の将来を担うはずだった息子を若くして亡くしたことなど、
この展覧会で初めて知りました。
「波濤図」
何か不思議なものを見てしまった、というのが第一印象です。
荒々しく、勢いのある筆遣いの岩と、流れるようなラインの波しぶきが墨一色で描かれ、
金箔の霞がその上に絡まっています。こんなの見たことない。もう一度見たいです。
「萩芒図屏風」
一昨年の「対決」展で惚れ込んだこの作品。
右に萩、左にすすきと野菊が、繊細に、リズミカルに描かれています。
ずーっと見てても、ほんと見飽きない。この柄のきものなんて、作れないでしょうか?
「松林図屏風」
言わずと知れた国宝。
雨上がりの濛濛とした湿気の中かすかに覗く松林、日本ならではの情景だと思います。
展覧会の最後の1室は、この作品のみが展示されており、
他の展示室とは違う、独特の雰囲気が作品から漂っているような気がします。
この部屋では会話する人も少ないように思いました。
近寄ってみると松葉を描く筆遣いは相当激しいことがわかります。
静寂の世界であるにもかかわらず、枯れた感じはせず、
内側に生命力を秘めているような、いのちの豊かさを感じます。
奇跡のような作品だと思います。
4/10〜5/9には、京都国立博物館へ巡回します。
京都展のほうが出品数が多いという噂なので、関西のかた、お楽しみに!
ちなみに、京都展のほうのHP内にある「等伯人生双六」がおもしろいです。必見必見。
東京・京都展共通のチラシはこんなでした↓
ミーハースケートファンです
1988年カルガリー五輪の、カタリナ・ビットの「カルメン」を見て、
「何この人、めっちゃきれい!伊藤みどりと全然ちがう!」(とても失礼…)と感激して以来、
フィギュアスケートは結構好きです。
とはいえ、ジャンプの種類は「アクセルとそれ以外」しか区別出きないし、
テレビ放送があってもほとんど見てない年もあったりして、
にわかファンの域を出ないままなのですが…
今回の男子フィギュアには、久しぶりに燃えました。
メダル取れるんじゃないの?という選手が、両手の指では足りないほどいるなんて
選手たちは大変だろうけど、観る側としてはこんなに楽しいことはありません。
しかも選手ひとりひとり、キャラクターが実にはっきりしてる。
今回はツイッターでみなさんの実況ツイートを読みつつ、自分もツイートしながら見る、という
初めての体験もしました。
全国の方々と一緒に、4回転成功を喜んだり、靴ひも切れに凍りついたり、
その後の会場の拍手に涙ぐんだり、ホネホネやらピンクのリボン衣装やらにツッコんだり、
楽しい時間を共有できました。
競技をより楽しむための、私のお気に入りページを3つ、紹介します。
オリンピックの度に読者からの実況メールを募集し、オリンピック期間中は毎日更新、
という名物企画。本気のファンも、にわかファンも入り乱れてのツッコミメールが
毎日楽しみです。
男子フィギュアは、ショートプログラムが2/18更新分、フリーが2/20更新分です。
スケータたちをゲームのキャラとして紹介する、完全にネタページです。
けれど、得点の計算基準や、選手たちの特徴・得意/苦手な技、など
熟読すれば相当フィギュアに詳しくなれるはず。力作&爆笑必至。
これを読んで、女子フィギュアに備えましょう。
高橋VSプルシェンコのバトル画像がすごく好きです。
重くて読み込めないこともありますが、気長に再アクセスしてみてください。
・Twitter<Johnny Weir>のページ
唯一無二の「女子キャラ」男子選手、ジョニー・ウィアーのツイッターページ。
背景のイラストがうまい!誰が描いたんだろう…特徴よく捉えてます。
私、英語は不得意ですが、試合後のつぶやきを見ると、どうやらとてもいい人っぽいです。
この人を見て、ここはもちろん「おんなのこがいるよ!」と正しい反応をしてくれました。
近況〜チョコ作りなど
先週の日曜朝、目が覚めてるのにどうしても起き上がれない、
もう8時半だし、(プリキュアの新シリーズ初日だし)、起きなきゃ!と上体を起こすと
頭がふらふら〜、吐き気がどーん。
夕方から夜にかけては少しましになったものの、翌日の朝はさらにクラクラ〜、食欲ゼロ、
という状態でした。
低血圧&おそらくメニエール病の手前、ということで、
この1週間は大人しく過ごしていました。
昨日ぐらいから、仕事もまともにできる程度に復活してます。
自分の意思とは違うかたちで頭を揺すぶられると、まだフラッとするので、
ここが不意打ちで抱きついてきたりするのが一番応えます…
ブログを書く元気がやっと出てきたので
とりあえず今週のご報告を。
保育園にバルーンアーティストの方が来られました。
職員室前にバルーン作品がたくさん飾られてます。
こどもたちも一人ひとつずつ、いろんな形の風船をもらってきました。
ここは取っ手付きピンクのハート風船をもらい、
早速マイクにしたり、変身アイテムにしたり、聖火のトーチにしたりと
活躍してます。
バレンタイン用のチョコも作りました。
型にチョコペンで絵を描いて、その上に茶色のチョコを流し込むだけですが
お菓子を自分で作れるってのは女の子にとってすごく嬉しいことみたい。
主人作「なう!!」チョコレート。
主人もtwitterを始めました。でも夫婦間では相互フォローしてませんよ^^
夫婦でtwitterのタイムライン上で会話するのって、ちょっと寒いかな、と思って。